『魔術士オーフェン』シリーズの原案からたメディアへの展開、完結編の刊行にいたるまで、様々なイベントを時系列に並べてまとめてみた。
1993年 デビュー作「」に続く習作を著者:秋田禎信が執筆。その中の1つから、オーフェン・ボルカン・ドーチンをメインにした物語にすることを、担当編集者との話し合いの末決定。この頃、主人公をオーファンからオーフェンに戒名。 1994年初頭 第1稿『バルトアンデルスの剣』脱稿。担当者の感で依頼が出され、快諾されたので、イラスト:草河遊也が決定される。 1994年5月 第一巻『魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣』発売。 1994年6月 売れ行きが良かったので担当者がシリーズ化の話を持ち出し、著者が次の話を書き始める。 1994年7月 ドラゴンマガジン9月号に「てめぇら、とっとと金返せ!」掲載。この時のシリーズタイトルは「はぐれ旅」のまま。 1994年9月 第二巻『魔術士オーフェンはぐれ旅 我が命に従え機械』発売。これ以降、順調に巻を重ねる。 1995年2月 ドラゴンマガジン4月号から短編シリーズの連載開始。まだタイトルは「はぐれ旅」のまま。 1996年2月 短編シリーズをまとめた無謀編第一作目『てめぇら、とっとと金返せ!』発売。このときに「無謀編」のタイトルが決まり、同時にプレ・オーフェン編も開始。ちなみに「無謀編」の由来は短編のネタが無謀だから。 1996年11月 ドラゴンマガジン1月号で初巻頭特集『いいから黙って読んでみろ!』が組まれる。 1997年11月 角川ミニ文庫から『魔術士オーフェンまわり道1』発売。まわり道編が始まる。 1997年12月 ドラゴンジュニア2月号で『魔術士オーフェンはぐれ旅』漫画版がスタート。作画は沢田一。 1998年6月 ドラゴンマガジン8月号にて、TBS系列で10月からアニメ化することを発表。監督はわたなべひろし、制作プロダクションにはJCスタッフ。 1998年7月 TBSラジオでラジオ「魔術士オーフェン」が始まる。声優陣はTV版と同じくオーフェン:森久保祥太郎、クリーオウ:飯塚雅弓。 1998年10月 アニメ版放送開始。主題歌はシャ乱Qの“愛Just on my Love”、エンディングはタンポポの“ラストキッス”。同月、ドラゴンジュニア11月号増刊『魔術士オーフェンはぐれ旅 コミック増刊』が発売される。 1998年12月 ドラゴンマガジン1月号増刊『ザ・ベスト・オブ・オーフェン』発売。ハーティアが主人公の書き下ろし邂逅編「袖すり合うも他生の縁」が掲載され話題に。 1999年3月 アニメ全24話放送終了。同月、ラジオも終了。 1999年10月 アニメ第二シーズン『魔術士オーフェン Revenge』放送開始。主要キャストに変更無し。アニメに連動しラジオも再開される。 2000年3月 アニメ第二弾全23話・ラジオ放送終了。 2000年8月 角川書店/ESPからPS2ソフト『Sorcerous Stabber ORPHEN 魔術士オーフェン』発売。ジャンルは3DアクションRPG。 2003年9月 はぐれ旅最終巻である第二十巻「我が聖域に開け扉〈下〉」発売。 2005年7月 キングレコード・スターチャイルドレーベルからコラボ企画小説のドラマCD化『 スレイヤーズVSオーフェン~史上最悪の邂逅~』発売。 PR