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魔術士オーフェンA-Z
「 作品概要 」
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『魔術士オーフェン』(まじゅつしオーフェン、英称 Sorcerous Stabber Orphen)は富士見ファンタジア文庫から刊行されている秋田禎信のライトノベル。また、これを原作とする漫画、アニメ作品である。


ライトノベルでの作品には『魔術士オーフェンはぐれ旅』と『魔術士オーフェン・無謀編』の2シリーズがあり、それぞれ一風変わったファンタジーものの「シリアスなストーリー展開の長編大作」と「ぶっとんだコメディ短編集」となっている。両方とも富士見書房出版。時系列的に「無謀編」は「はぐれ旅」以前の出来事であるが、それぞれ独立しているので個別に呼んでも問題は無い。(ただし、両方読んだ方が物語に対する理解は深まり、より一層楽しめる事は請け合いだが・・・)
 書き下ろし刊行の長編シリーズである「はぐれ旅」は、全20巻で一つの話が完結するようになっている。前10巻分が西部編、残り10冊分が東部編と呼ばれる事もあるが、あくまで通称である。「無謀編」は『月刊ドラゴンマガジン』連載で、1~2話で完結する短編読み切りシリーズである。無謀編には1冊に1話、通称プレオーフェンと呼ばれる主人公オーフェンの学生時代の話が書き下ろしで収録されている。これはオーフェンがまだ「キリランシェロ」と名乗っている頃で、基礎クラスを出て教室に編入された翌年(11歳時)から、宮廷魔術師に推挙される少し前(14~15歳頃)までの数年間のエピソードが順不同に並んでいる。
 両シリーズ共に、すでに完結済みである。

 ちなみに、「あとがき」が非常に面白く、毎回これを楽しみに刊行されるのを待っていたファンも多い。

 『スレイヤーズ』とのコラボレーション作品『スレイヤーズVSオーフェン』は、両作品の主要キャラクター(オーフェン側からはマギー3姉妹とキース)が異世界に召喚されて騒動を巻き起こすというもので、オーフェン側の時系列は無謀編の終わり近くと思われる(ドロシーが登場する事、コンスタンスがトトカンタ在住である事、クリーオウについて全く言及が無い事、後日談である番外編にラシィが登場し、オーフェンがミスト・ドラゴン以外のドラゴン種族に出会ったことが無いと述べている事、などから)。

他作品からの影響

 「魔術士」という言葉は実際には存在せず、作者である秋田の造語である。普通に「まじゅつし」で変換すると「魔術師」になるので注意。「師」ではなく「士」と言う字を用いるのは、作者が『機動戦士ガンダム』の「士」をもじったため。ガンダムはオーフェンの服装のオマージュともなっている(黒ずくめの主人公・連邦の白い奴=ガンダム)。その他、作内における用語や挿話には北欧神話のモチーフが使われている。


 人気ゆえか、かつて盗作疑惑が浮上した事もある。この問題については様々な憶測や議論があったものの、結論付けるのは難しい。問題にされたのは主人公オーフェンが用いる「我は~」という魔術が、1990年日本ファルコムから発売されたPCゲーム『ダイナソア』のキャラクターが使用する魔法に告示している点。以下に例を挙げておく。

「ダイアソナ」のランディの魔法例 「魔術士オーフェン」の魔術例
・我は放つ光の白刃
・我は見る死の舞姫
・我は指す冥府の王
・我は創る火炎の弾
・我は渡す月の腕輪
・我は与う暗黒の剣
・我は放つ光の白刃
・我は見る混沌の姫
・我が左手に冥府の像
・我は裂く大空の壁
・我は紡ぐ光輪の鎧
・我は築く太陽の尖塔
・我は癒す斜陽の傷痕
・我は呼ぶ破裂の姉妹
 

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